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【第5回】理科教育のスペシャリストを養成

福井大学 COC 地(知)の拠点
地域を志向して人を育み、地域を活かす福井の知の拠点づくり

シリーズ4 人材育成

福井大学では、理科教育のスペシャリスト「コア・サイエンス・ティーチャー(CST)」を養成する取り組みをCOC事業の中で行っています。

昨今、問題となっている子どもたちの「理科離れ」。次世代の研究者・技術者不足にもつながるのではないかと言われています。そのため授業を担当する教師には、理科の面白さを伝える指導力が必要です。

本学では福井県教育委員会と連携し、教師をめざす学生から現職の教師までを対象に福井CST養成プログラムを実施。「理科好き」の子どもを増やし、周囲の教師にもアドバイスする優れた理科教師を養成します。県立恐竜博物館でのインターンシップや先端科学技術セミナー、公開授業参観などの各種プログラムを行い、教師も専門的知識や指導力を磨いています。

昨年9月からCST養成プログラムを受講している菅原英淑教諭(東郷小)は「小学校には理科の専門教師が少なく、授業の進め方を悩んだときも、相談できる人がなかなかいません。受講を通じて効果的な授業法を学べるのはもちろん、専門知識を持つ大学の先生や博物館の方々と人的ネットワークができるのも、メリットですね」と話します。

菅原教諭はプログラムで得た知識を生かし、最新の宇宙科学情報を児童たちに聞かせたり、タブレット端末を使って理科の実験の様子をわかりやすく見せたりと授業内容を工夫。児童の反応も上々です。CST養成プログラムの成果は着実に現れています。

福大COCとは?

福井大学は文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択され、福井県をはじめとする自治体とともに様々な分野で連携し、地域の課題解決に取り組んでいます。

福大COC通信vol.5

福大COC通信vol.5

COC通信 地域を志向して人を育み、地域を活かす福井の知の拠点づくり

  1. 福井の地(知)の拠点づくり
  2. 福井の魅力を未来に伝える
  3. 福井の子どもの成長を支援する
  4. 原子力防災で世界のスタンダードに
  5. 理科教育のスペシャリストを養成
  6. 先端機器で地元企業を技術支援
※COCは「Center of Community(センター・オブ・コミュニティ)」の名称です。COC事業について詳しくは文部科学省のホームページをご覧ください。
http: //www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/coc/