大学案内Viewbook2019
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29UNIVERSITY OF FUKUISchool of Medical Sciences 医学部文部科学省のガイドラインに沿って、カリキュラムを効率的に編成。1年次から医学導入と基礎医科学を並行して学び、医師としての自覚、責任感を醸成します。また、医学教育分野別評価基準日本版に沿って、講義時間数を減らし、自学・自習と臨床実習の時間を増やします。診療参加型実習(クリニカル・クラークシップ)は、本学独自で開発したICTシステムBS-LMS(ベッドサイド・ラーニングマネジメントシステム)を用いて行います。これにより、電子カルテの作成を含めたより実践的な臨床能力を、より深く、より楽しく学べます。システム搭載の振り返り機能により、実習での経験と学びをより確実に身につけます。■臨床研修4年次に行われる共用試験。後期から始まる臨床実習で必要となる知識、技能、態度が身についているかを評価し、合格者はStudent Doctorに認定されます。CBT(Computer Based Testing)では、多肢選択型試験で医学知識の理解度を評価し、OSCE(Objective Structured Clinical Examination)では、実技試験により臨床技能が試されます。■CBT・OSCE研究実践初級、上級コース(選択)では、医学研究に参加する機会を提供します。アドバンスト医科学研究コースⅠ(選択)では、歴史上のマイルストーンとなった研究論文を深く読み解き、科学的思考法を養います。どちらも1年次から4年次のどの学年からでも受講ができ、医学研究への興味を持った時点で最新の医科学研究を体験できます。さらに3年次の研究室配属(必修)とアドバンスト医科学研究コースⅡ(選択)においても、医学研究に参加する機会を提供し、研究マインドを涵養します。■医科学研究研修医師として要求される社会的責任や地域、他職種との連携について1年次から6年次にわたって学びます。医師は社会から何を求められ、どのように応えていくのかをプロフェッショナリズム(専門職業意識)の観点から考察します。■メディカルプロフェッショナリズム科目紹介医学科カリキュラムメディプロ総合演習メディカルプロフェッショナリズム地域医療基礎医科学基礎臨床医学1基礎臨床医学2 診療の基本臨床研修医科学研究研修医学英語入門科目医学英語Ⅰ、医学英語Ⅱ医学英語Ⅲ、医学英語Ⅳ実用医学英語Ⅰ実用医学英語Ⅱ1年次2年次3年次4年次(前期)4年次(後期)5年次6年次区分医学入門、健康科学生命倫理学Ⅰ、生命倫理学Ⅱコミュニケーションとチーム医療Ⅰ医の原則死と法コミュニケーションとチーム医療Ⅲ医療における安全性への配慮と危機管理コミュニケーションとチーム医療Ⅱ行動科学Ⅰ、行動科学Ⅱ基礎生物学、生命現象の科学人体解剖学医療統計学Ⅰ医療統計学Ⅱ研究実践初級コース、研究実践上級コース、アドバンスト医科学研究コースⅠ※研究室配属アドバンスト医科学研究コースⅡ生体物質の代謝遺伝情報の維持と発現制御細胞の基本構造と機能組織・各臓器の構成,機能画像解剖総合演習個体の調節機構とホメオスタシス中枢神経系の機能と構造個体の発生、生体と微生物生体と医動物、免疫と生体防御ライフと放射線生体と薬物原因と病態血液・造血器・リンパ系神経系、皮膚系運動器(筋骨格)系循環器系、呼吸器系消化器系、腎臓内科泌尿器系女性生殖機能・乳房内分泌・栄養・代謝系眼・視覚系、精神系放射線・電磁波の医療応用と防護遺伝医療・ゲノム医療感染症、腫瘍免疫・アレルギー疾患救急医療・緊急被ばく医療成長と発達、加齢と老化症候・病態からのアプローチ基本的診療知識画像・放射線を用いた診断と治療基本的診療技能耳鼻咽喉・口腔系地域医療テュートリアル地域医療学地域医療学実習社会と医学・医療Ⅰ地域医療学社会と医学・医療Ⅱ社会と医学・医療Ⅱ▲CBT・OSCE実践臨床病態学診療参加型臨床実習Ⅰ診療参加型臨床実習Ⅱ大学教育入門セミナー英語Ⅰ、英語Ⅱ、英語Ⅲ、英語Ⅳスポーツ健康科学情報処理基礎地域コアⅠ、地域コアⅡ、地域コアⅢ哲学的人間学、芸術学、歴史学、文化人類学、法学(日本国憲法)医療経済学入門、社会学、教育学、基礎物理Ⅰ、基礎物理Ⅱ基礎化学、教養特別講義、総合教養ゼミナールなど共通教育科目専門教育科目外国語科目保健体育科目地域コア科目群教養教育科目群情報処理基礎科目基礎教育科目共通教養科目※1年次から4年次のどの学年からでも受講可能

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