大学案内Viewbook2019
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1年次後期から3年次後期まで3年間にわたり、段階的に実践を積み上げます。課題探求プロジェクト・多文化理解科目・現代社会科目 (入門・発展・地域)・総合科学科目専門教育科目58UNIVERSITY OF FUKUI学びの特色Ⅰ. グローバルに考える力を身につけるグローバル社会で活躍できる人材を育成するために、海外留学を含めた多様な経験の機会を提供します。留学先で通常の科目を英語で学べる能力獲得を目指し、1年次の学生は全員、集中的に英語を学習します。特に最初の半年、ICTを活用した言語開発センターでの学習を含め徹底的に英語を学び、まずは留学資格TOEFL(ITP)530以上、目標550以上を目指します。徹底した英語教育実践的なプロジェクト学習を継続的に深めながら、それと関わる専門教育科目の知識と方法を、らせん的なサイクルで習得します。課題探求プロジェクトと専門教育科目の結びつき海外留学を通して世界を知り、異文化の中で実際に生活することで、異なったものの見方、価値観、社会の在り方等について理解を深めます。海外留学は、学生に“global thinker”(グローバルに考える人)となる契機を与え、同時に、世界に対する幅広い理解と、自己に対する理解を深めます。海外留学Ⅱ. 地域の課題と向き合う4年間「課題探求プロジェクト」は、企業や自治体等に出向いて様々な課題を知り、調査し、課題解決の一端を担う実践的な科目群です。実践的な学びと、課題を理解し分析する幅広い専門分野の学習を有機的に結び付ける形でカリキュラムを構成しています。プロジェクトは、越前漆器や和紙等の「伝統工芸産業の課題」「福井の企業の海外事業展開」などのテーマから決定し、学年進行に伴い到達目標を高度化させ、最終的には専門的な学問分野に即して調査・研究し、卒業研究につなげます。こうした「課題探求プロジェクト」を中核に据えたカリキュラムを通じて、それぞれのテーマに内在する問題の探究とその解決、意思決定や批判的な思考を育むとともに、リアルな現場としての社会を理解し、自分の進路への意識とそれに適応する能力を身につけます。PROFESSOR’S VOICE日本では普段の生活で英語に触れる機会があまり多くありません。そんな環境の中で英語の学習意欲を維持することは難しいです。本学の語学学習は少人数プログラムを取り入れており、アクティブラーニングやワークショップを通して主体的に学ぶことができます。また、教員が一人ひとりをしっかりとサポートできるため、学生の語学力はぐんぐん伸びていきます。ここで身につけた英語を活かし、海外で人生を変えるような経験をしてほしいと思います。共通教育科目、専門基礎科目、リサーチ・リテラシー科目イヴァン・ロンバルディ 助教1年次4年次人生を変える経験を海外で英語はその手段です専門分野:言語教育

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