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観客の視点に立った映像技術で新感覚のスポーツ観戦をめざす

大学院工学研究科
情報・メディア工学専攻
東海 彰吾先生

大学院工学研究科 情報・メディア工学専攻

東海 彰吾先生

映像をもっと楽しむ方法

スマートフォンで動画撮影をしたり、誰かが撮影した動画を投稿サイトで見たりと、映像がとても身近になっています。でも、自分一人で撮影できる範囲は限られていますし、タイミングを逃すことがあるかもしれません。いっそのこと、みんなで動画を同時に撮影し、1つの映像にできたなら、素晴らしいコンテンツになると思いませんか?
サッカーやバスケットボールなどのスポーツ中継では、複数台のカメラが同時にプレーを追い、メインスタンドから、あるいはサポーターサイドからと画面を切り替えています。もし、好きな選手だけをさまざまな角度から立体的に見ることができたら、スタジアムにいる以上の臨場感が楽しめるはずです。
私はサッカーなどのスポーツを観戦する「観客の視線」で撮った動画を利用して、立体映像やパノラマ映像にする手法を研究しています。

観客の注目度を知る

11-2異なる位置から撮影した映像を単純に合成しても、思いどおりの結果は得られません。カメラと被写体の距離、注目する点が異なるからです。レーザーや位置センサーを使い、被写体の距離を計測し、撮影者一人ひとりの注視点を統合するデータの処理が必要です。
また、同時に撮影しても、機材の画像処理速度などさまざまな時間の乱れが発生するので、このタイムラグも解消する必要があります。私たちの研究は、こうした処理を素早く、正確に実行するコンピュータープログラムの開発にあります。多くの視点からの映像を違和感なく楽しめるようになるには、あらゆる画像をうまく照合するためのアルゴリズムの形成が必須です。
11-3

広がる映像の可能性

11-4将来的には、自分のために撮った映像を一人で楽しむのではなく、同じサッカーの試合を見た人が、SNSなどのコミュニティサイトに動画をアップロードし、試合会場の静止画とみんなの動画を組み合わせ、観戦できなかった人にも会場の臨場感と試合の高揚感を味わってもらえるような映像技術へと進化させ、今までにない新感覚のパブリックビューイングが実現できればと考えています。

今ハマっていること★

11-5昔から音楽が好きで、アコギにずっとハマってます。最近は弾く時間が少なくて欲求不満気味です。

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