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国際経験を活かし世界のシステムを巨視的に研究

国際地域学部 教授

細谷 龍平 先生

専門が無いのが専門

ご縁あって福井大学に来るまで外務省に40年間在籍していました。本省の役人や、在外公館の外交官としてだけではなく、国際機関や研究所などで様々な仕事に携わりました。どの国や地域、分野が専門ということはなく、ジェネラリストでした。まあ専門がないのが専門のような人間です。

世界中の人すべてで構成される国際社会というものは、大変多面的で複雑です。これを理解するには、歴史、法律、政治、経済、社会、文化、あるいは外交、機構、理論、コミュニケーション等々、様々なアプローチがあります。私の授業では、みなさんがそれらを俯瞰して横断的・学際的に学び、おぼろげながら世界のイメージを掴んだ上で、取り組みたい専門領域を見出してもらえればと思います。私自身は、世界のシステムを巨視的に研究したいと考えています。

「ローバリゼーション」とは

ミャンマーでアウンサンスーチーさんと

ミャンマーでアウンサンスーチーさんと

授業では、知識・理論のみならず、実践的な課題探求型学修(PBL)を取り入れます。特に、世界のグローバル化が進む中で、地域がどう特色を出すかという意味で「グローカル化」が最近身近な言葉となりました。しかし、グローカル化と同時に、地域発の技術やアイデアが、全国、さらには世界に広まるというメカニズムも働きます。現に福井県には、紡織などの伝統産業、原子力安全、水月湖の年縞、あるいは坂井市丸岡町の一筆啓上賞など、経済・技術、自然、文化など各分野にわたって重要な資産がたくさんあります。これらが地域から世界レベルに発展するプロセスを、「ローバル化(仮称)」(Lobalization)と名付けて研究・理論化し、また、みなさんとの学修を通して、実践につなげ、地域社会への提案も試みたいと考えています。

Think out of the box/ don’t put your eggs in one basket (yet)

世界平和研究所での研究成果を本にしました

世界平和研究所での研究成果を本にしました

大切なのは、広く見聞して、固定観念にとらわれない柔軟な発想を保つことです。国内・外にかかわらず、みなさんは今後様々な人々と関わることになります。文化的背景や、考え方の異なる人達と、対話・調整し、互いに考えを発展させる中から新しい境地に到達するというプロセスが重要です。それがあって初めて人類の文明は前進します。小見出しにした英語の言い回しのとおり、まだ考えをひとつに固めてしまわない方がいいです。広い世界に目を向けて自分の道を見つけてもらえるよう、微力ながらお手伝いしたいと思います。

今ハマっていること★

P13_03FacebookやLINEを使って発信することにハマっています。これまで各地で得た交友関係を保ちながら、実世界と、デジタル空間とをどう組み合わせて生きていくか、日々、試行錯誤を続けています。

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