教育学部の守田弘道准教授が担当する「ふくいの環境・もの・人づくりからはじめるSDGs」の授業で、一般社団法人イマココラボが開発したカードゲーム「2030SDGs」を使ったワークショップを実施しました。2030SDGs公認ファシリテーターで福井県民生活協同組合の高井健史さんを招き、学生がカードゲームを通じてSDGsのビジョンを達成するまでの道のりを体験しました。
学生らは与えられたお金と時間を使って、経済、環境、社会の3つの視点からプロジェクト活動を行い、それぞれの人生のゴール達成を目指します。さらにそのプロジェクト活動が刻々と変化させる世界の状況を理想の姿へと導けるかシミュレーションしました。ファシリテーターを務めた高井さんは「世界はつながっていて、一人ひとりの行動が世界に影響を与えることがある。そのきっかけが自分自身であるかもしれないということを意識してほしい。自分が普段買っているものはどこから来ているのかなど、見えない部分まで知ることが重要だ」とまとめました。
授業に参加した学生は「ゲームを通じて、それぞれの価値観を共有することが大切だと感じた」と話し、SDGsについて新たな気づきを得たようです。本科目は今後、SDGsの達成に向けた学びや活動の必要性の理解を促し、ふくいとの共生に向け考え、行動する力を育てていきます。