受験生のためのFUKUDAI LIFE

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患者さんの人生に関わり、自分自身も成長できる

村田 美穂さん

平成13年度 福井医科大学(現:福井大学)医学部看護学科 卒業
福井大学医学部附属病院 南7病棟看護師長
村田 美穂さん

平成13年度 福井医科大学(現:福井大学)医学部看護学科 卒業/福井大学医学部附属病院 南7病棟看護師長

村田 美穂さん

大学院で地域看護を専攻

看護学科に2期生として入学、卒業後はそのまま大学院に進みました。当時は大学院が出来たばかりだったこともあり、同級生の数人が卒業後すぐに進学しました。正直言って学部生時代は勉強不足だったと自覚していて、大学院でもう少ししっかり勉強したいと思いました。
大学院では地域看護を専攻し、地域の事情や介護保険、老老介護など、地域における様々な事情と将来の医療福祉の在り方などを学びました。それらの学びにより、予防医学や在宅療養、地域で保健師さんなどがやっている仕事を理解することができ、とても良い経験になりました。

部活動での経験が生きている

学生時代はバスケットボール部で活動福井大学を選んだのは、当時は看護の四年制大学が少なく、その中で出身の滋賀県の長浜から距離的に近かったこと、人間の心に寄り添える仕事をしたいと思ったからです。入学当初は看護学科棟もなくて、医学科の部屋を借りて授業を受けていましたが、先輩方もいろいろ教えてくれましたし、バスケットボール部の活動を通じて医学部の先輩もたくさんできて,こうした人脈は今でも役に立っていると思います。部活動での経験は、体力の面でもコミュニケーションの面でも活かされていると思います。仲間たちと遅くまでレポートをやったりしたのも良い思い出です。学生さんには、ぜひ、いろいろな経験をしてほしいと思いますね。

病院と地域をつなぐ存在に

病棟のスタッフと共に卒業したら滋賀へ帰ろうと思っていたのですが、お世話になった病院で働いて恩返しをしてからにしようと、附属病院に就職しました。働いているうちに、地域のことを知っている医療者がこの病院にいれば、もっと患者さんがうまく地域に帰れるのではないかと気づき、地域と附属病院をつなぐ存在が必要なのではないかと思うようになりました。あるとき、病院ではもう家に帰っても大丈夫と言うのですが、患者さんが不安を感じて退院したがらないということがありました。そんなときに、本人と家族の持てる力を最大限に引き出した上で、地域にはこういうサービスがあるから大丈夫ですよと言える看護師がいると、患者さんが安心して自宅に戻ることができます。地域と協力しながら、その人に応じた生活を共に考えていくことが私にできることだと考えるようになりました。  学生さんの中には、看護師になることに不安を感じる人もいると思いますが、看護の仕事は経験の中でやりがいや楽しさを見出すことができます。患者さんから学ぶことも多く、自分自身が成長できる職業です。