芸術・人文社会学

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2021年8月24日

頭の中に 言葉のネットワークを

楽だけど伝わらない“広い言葉”  みなさんは、自分の考えを人に伝えるのは得意ですか?自信を持って得意だと言える人は少ないのではないでしょうか。  人と話している時、感じたことを上手く表現できずとっさに「すごい」や「ヤバい」といった“広い言葉[...]

2020年12月1日

ドイツの政党政治から 日本を見つめなおす

日独の政党政治の現状 日本とドイツは、先進国の中でも二度の世界大戦を経て議会制民主主義が定着するなどの点で歴史がよく似ています。西ヨーロッパ諸国では、20世紀前半を中心に強固な組織と多数の党員を有する大政党が台頭しましたが、近年、ドイツでは[...]

2020年4月1日

世界の動きに連なる 地域の歴史

「羽二重」はグローバル商品 地域の繊維産業の研究というと、農家の零細な兼業機屋の盛衰や担い手の女性の悲惨な生活などが注目されがちです。ところが、私が取り組んだ福井の絹織物「羽二重」をめぐる研究では、かなり違う視点が浮かび上がりました。羽二重[...]

2019年8月1日

日本語と英語で実は違う 比喩を経て変化する言葉

言語のルーツを辿る 私が英語以外の外国語に触れたのは、中学の音楽の時間で習ったシューベルトの「魔王」です。当時の音楽の先生は「ドイツ語でお父さんは『Vater(ファーター)』。英語の『Father(ファーザー)』に似ているでしょう」と言われ[...]

2019年4月1日

弱者を守る 家族法の在り方を考える

“法は家庭に入らず”を再考する 「家庭の問題は家庭内で解決すべき」という感覚が日本人の意識に存在しています。家庭内の問題に法を適用したり、行政が介入したりするべきではないと考えられてきたのです。これは、明治民法下における「家制度」の考えが影[...]

2018年12月1日

フィールド調査から地域の実態と課題を学び、より良い村づくりや国づくりを考える

途上国での環境利用調査 地形や水の条件をどのように利用して住民は食料を生産し、生計を立てているのか。南アジアの途上国を訪ね、農業的土地利用などの環境利用、またそれに関わる慣行や制度についての調査研究を行っています。 10年ほど前に高地の人々[...]

2018年12月1日

英文学の父 「チョーサー」に魅せられて

過去が見える文学 私は英国の西に位置するウェールズの出身ですが、高校生のころ、父親の転勤でロンドンに移り住みました。そこでジェフリー・チョーサーという14世紀のイギリス詩人の作品に出会い、英文学のおもしろさに引き込まれました。チョーサー文学[...]

2018年8月1日

版画の未来のために 創作環境を整える

身体の不調をきっかけにたどり着いた版画技法 版画というと、小・中学校の授業でも馴染みのある「木版画」を思い浮かべる人が多いと思いますが、他に、銅板や石板を使った版画もあります。 銅版画は、銅板の表面に塗った「グランド」という防蝕膜を鉄筆など[...]

2018年4月6日

文学作品に込められた 移民のアイデンティティについて考える

“The squeaky wheel gets the grease.” これは米国のことわざで、直訳すると「ギシギシ言う車輪は、油を得る」。困ったことがあったら必ず助けを求めなさいという意味です。米国の人間社会は、人種のサラダボウルやパ[...]

2018年1月12日

ジャポニスムをめぐる フランス陶磁研究

ジャポニスムのもう一つのヒストリー 19世紀後半、パリ万博への出品などをきっかけに日本美術が注目され、浮世絵が印象派絵画に影響を与えるなど、いわゆるジャポニスム(日本趣味、仏:Japonisme)という文化現象が西洋諸国に広まりました。 ジ[...]

2017年10月20日

PBLを通じた第2言語の理想的な教授法

言語学と出合い、日本へ 私はアメリカのメリーランド州の出身です。プログラマーになりたくて、メリーランド大学ボルチモア・カウンティ校でコンピューターサイエンスを専攻しました。2年次に第2外国語を選ぶ時、テクノロジーやテレビゲームのイメージがあ[...]

2017年10月19日

戦国の村社会にあって 庶民はどう生き抜いたのか

人々の命を生かす村社会 戦国時代、命を脅かす「戦争」や「飢饉」の間も、人々が生きるために、「村」は様々な機能を有していました。戦争が始まれば、村は隣国の侵攻を防ぐ武力主体となり、村の中で問題がおこれば村の武力が解決しました。また、村には有力[...]

2017年8月18日

考古学で織物の歴史に迫る

物言わぬ考古資料 考古学は、土の中を発掘し、そこから出てきた古代の「遺物」から、当時の人がどのような生活をしていたかを復元する歴史学のひとつです。私は主に古代・中世の遺跡から発掘された織物や、織物を作る道具の研究をしています。 織物や木製の[...]

2017年3月23日

漢訳聖書から言語の違いを読み取る

文語と口語の使い分けの基準は? 私の専門分野は「中国語学」で、主に19世紀以降の語彙の変遷について、漢訳聖書などを用いて研究しています。聖書を扱うため、キリスト教や聖書自体の研究も必要となります。 中国語の言語体には、大きく分けると書き言葉[...]

2017年3月23日

体を楽器に心に届く演奏を

体を楽器として演奏する スポーツ観戦の時、大きな声を出して応援すると、翌日には声が嗄れてガラガラになった経験のある人は多いと思います。声を作り出す声帯は繊細な器官なのです。私は、自分自身の体を楽器にし、美しい響きのある「声」を用いて、オペラ[...]

2017年2月14日

まちづくりの持続可能性を考える

地域の中に溶け込む研究 大学時代、中学生による殺傷事件など世間を賑わせる少年犯罪が多かったことに関心を持ち、少年犯罪をテーマにした卒業論文を作成し、その中で少年犯罪の防止には、「地域のコミュニティで見守る」「家族で見守る」といったソーシャル[...]

2017年2月14日

英語を通じて「こころ」のメカニズムを解明

言わなくても通じる英語の不思議 「英語学」とは、英語という言語がどのような仕組み、規則・法則によって成り立っているかを科学的な手法で研究する学問です。イメージしやすいところでは、中学校や高校で学ぶ英文法にあたるものなどが研究対象です。古代ギ[...]

2017年2月13日

国際経験を活かし世界のシステムを巨視的に研究

専門が無いのが専門 ご縁あって福井大学に来るまで外務省に40年間在籍していました。本省の役人や、在外公館の外交官としてだけではなく、国際機関や研究所などで様々な仕事に携わりました。どの国や地域、分野が専門ということはなく、ジェネラリストでし[...]

2017年2月13日

変化する世界の中の変わらないものに注目する

地域区分の不思議 越前、加賀、能登、越中、越後。なぜ越前と越中の間に加賀や能登があるのか。北陸の昔の国名やその並びを知って不思議に思ったことはありませんか? 私は子どもの頃、出身地の千葉を含めて東京、埼玉の3都県にまたがって「葛飾」という地[...]

2016年3月15日

美術鑑賞は異文化理解のパスポート

美術鑑賞は取っつきにくい? みなさんは美術館や美術鑑賞と聞くと、どのようなイメージを持っているでしょうか。よく分からないので面白くない、敷居が高いと敬遠する方もいるかと思います。でもそれは鑑賞の仕方がわからず、美術と出合うきっかけを逃してき[...]

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