高等学校の数学では、二次関数、三角関数、指数関数、対数関数などさまざまな種類の関数を学習します。これらは、xが決まればyが決まるため、1変数関数と呼ばれます。関数はこの他にもx、yが決まればzが決まるといった2変数関数も存在します。例えば、[...]
福井大学フィルハーモニー管弦楽団で学生指揮を務める平林さん。中高と吹奏楽でクラリネット演奏をしていましたが、友達に誘われて入団し、いつのまにか学生指揮をすることに。平林さんの音楽活動は偶然の経験の積み重ねだったそうです。 中学校で楽器を[...]
道徳教育を哲学でアプローチする 大劇場のステージに立つことを夢見る売れない手品師が、父親が亡くなり母親は働きに出ていて、寂しいという男の子に出会う。手品を見せると、男の子は元気を出し「明日も来てくれる?」と訊ね、手品師は「来るとも」と約束[...]
「支援すること」でハンディキャップを越えていける ここに通う子どもたちは、自分で1日の計画を立て、各自のスケジュールに沿ってドラムを叩いたり、パソコンを操作したり。コミュニケーションが苦手な子は、まずはここへ来ることを目標にして、どう過ご[...]
笹本さんは大学院で特別支援教育を学びながら、ハンドボールチーム「福井永平寺ブルーサンダー」に所属し、プロのハンドボール選手としても活躍しています。 中学生の時、両親の勧めで地元岐阜のクラブチームに参加したことがハンドボールの世界に足を踏[...]
言葉は、難しい 保育の現場で勤めていたころ、子どもの育ちについて語り合う際には具体的な面白いエピソードで大いに盛り上がりました。しかし、実態や課題を理論の言葉で考察し始めると、その盛り上がりは途端に止まります。現場の出来事や課題に対して、[...]
大学生活もあと少し。これからは福井で仕事をしていくけれど、地元福井のことあまり詳しくないかも!? 将来を考えながらそう感じていた田島さんと山下さんは、福井県が実施する「最高!」と共有したくなる福井の魅力を発信する「ふくい最高!」プロジェク[...]
少人数クラスに「バーチャル転校生」登場 ―少人数学級のある日。「今日は転校生が一緒です」と教員が紹介して授業が始まりました。その転校生は、教員のパソコンにつながったディスプレイの画面の中。学級の生徒とは全く違った生活圏、首都圏から来たとい[...]
算数学習では、図形の求積公式や割合に関する公式など、さまざまな公式が学習対象となりますが、小学生の公式理解には問題点が指摘されています。例えば、令和5年度全国学力・学習状況調査で出題された2つの三角形の面積を比較する問題、の正答率は21.1[...]
私は教育実習で担当した中学校第1学年の「方程式」の授業中、生徒が解を求められずに困っていました。観察すると、自らが立式した方程式を解いた結果、0=0の等式に辿り着いてしまい困っているようでした。こうした方程式学習における躓きに興味を持ち、私[...]
竹越さんと岡野さんは、本学地域創生推進本部附属嶺南地域共創センターと共創し、敦賀市知育・啓発施設「ちえなみき」で行っているプロジェクトに課外活動として参加し、敦賀市の魅力発信に取り組んでいます。 敦賀高校出身の2人。竹越さんは、高校時代に[...]
教育学部の学生が小学校4年生から中学生までの子どもたちと一緒に9つのブロックに分かれて活動し、企画、運営、協同、共有の4つの力を身につけることを目的とした探求ネットワーク。 大学1年生は授業として、2、3年生は有志のスタッフとして、ほぼ学生[...]
近代化の根底にあった“漢文” 日本は、江戸から明治へと時代が移った際、欧米列強の植民地になることなく、国際社会の仲間入りを果たした稀有な歴史を持っています。私はその基盤の一つが、江戸時代に町人を含む幅広い層に学問が普及していたことだったと[...]
多様であることを強みとして 教育現場では、今日も多様な子どもたちがともに学んでいます。その中には、学習につまずきのある子もいれば、人とのかかわりに難しさのある子もいます。特定の分野に強い関心や力を有する子もいれば、外国にルーツのある子もい[...]
仏の“学校参与アーティスト” フランスは「芸術大国」と呼ばれています。それは著名な芸術家を数多く輩出しているから、だけではありません。長い年月をかけてさまざまな芸術が人々の生活の一部となっていて、国をあげてそれを後押しする教育・文化政策を[...]
福井県スポーツ協会主催のふくいジュニアアスリートアカデミー。世界で活躍できるアスリートの育成を目的とし、小学5、6年生を対象に身体・精神面のトレーニングやいろいろな競技を体験できる活動です。3人は子どもたちの成長に直接関わり、将来教育現場で[...]
子どもの頃からプログラミングに慣れ親しんでいた原さんと小形さん。「プログラミングに触れたことのない小・中学校の教員が授業を行えるよう、「IchigoJam」を活用した教材づくりをしてみないか」と担当教員から声をかけられました。 Ichigo[...]
不確実性が高まる現代社会では、確率教育が果たすべき役割は日増しに高まっています。現在、数学科における確率の学習は、中学校第1学年から始まりますが、確率を求めることや確率の計算に指導の重点が置かれる傾向があり、日常生活における確率的な判断が求[...]
私は大学の授業で「速さの学習を苦手とする小学生が多い」と聞き、「速い・遅いの感覚は、子どもにとって身近なのにどうして難しいのだろう」と疑問を持ち、速さの学習を研究テーマに選びました。身近な概念であるはずの速さの理解が困難な理由はいくつか考[...]
学習評価への注目 学部時代、教育実習で授業研究の面白さに触れ、もう少し研究したいと大学院に進学しました。当時(2000年頃)は「総合的な学習の時間」が始まった頃で、パフォーマンス評価やポートフォリオ評価といった新たな評価法が注目され始めてい[...]