福井大学は、2025年10月25日(土)～26日(日)、テレコムセンタービル（東京・お台場青海地区）で科学技術振興機構(JST)が主催する「サイエンスアゴラ2025」に、「サステナファッション体験！カギは超臨界流体技術」を出展します。
　服などの繊維製品は、その生産過程で多くの水やエネルギーを使用すること、さらには製品の大量廃棄が課題となっています。来場者の皆様には自分が着ている服が超臨界流体技術により脱色され、新たな模様が再染色される様子を映像で体験していただきます。
　その他、繊維産業が抱える環境負荷の課題を知るパネル展示や、超臨界流体技術で実際に染色を行った製品の展示を通して、服を「買い変える」今の社会から、この技術が描く「描き変えて楽しむ」未来について、来場者の方と一緒に考えていくことを目的としています。
　本学のブースは、大阪・関西万博（2025年8月14日(木)～19日(火)）に出展した「FUKUMIRA DESIGN FACTORY～超臨界流体技術で『描き変えて楽しむ』未来のファッション体験～」をブラッシュアップした展示内容であり、水の代わりに二酸化炭素で染色や脱色を行うことができる、超臨界流体技術が描く未来社会をテーマにしています。本ブースは「サイエンスアゴラ推進委員会が選んだ注目プログラム」に選出されています。

サイエンスアゴラ2025
会　　場：テレコムセンタービル、日本科学未来館（東京・お台場青海地区）
開催期間：2025年10月25日(土)～26日(日)10:00~17:00
イベントＨＰ　　：https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2025/
プロジェクトＨＰ：https://fukumira.hisac.u-fukui.ac.jp/
写真：大阪・関西万博イベント2025年8月14日~19日の体験の様子