本学の学術交流協定校である米国ラトガース大学、ロバート・ウッド・ジョンソン医科大学のカレン・リン教授が、本学との家庭医学・地域医療学のグローバル・リーダー育成を目指した教育研究交流推進を目的に滞日し、上田孝典福井大学長、藤枝重治医学部長を表敬訪問しました。リン教授は、同大の国際交流担当の准学部長で、家庭医学・地域保健学教授、健康な家族と文化的多様性センターの所長を務め、本学が派遣した留学生の指導も行っています。
この度、リン教授は本学医学部附属病院の総合診療部と救急部、永平寺町立在宅訪問診療所、高浜町をフィールドとした地域参加型研究の現場を視察。また本学学生対象の特別講義を行い、医学生・看護学生との交流会、家庭医療症例カンファレンスにも参加するなど、短い期間に密度の濃い交流を行いました。
リン教授は「世界には多様な人がいて、同じように患者さんがいる。医師はそのような患者さんに寄り添うことが必要。若い世代の方々には、グローバルな視野で多様な人を理解し、いろんなことにチャレンジしてほしい」と本学の学生にエールを贈りました。