令和8年度 福井大学納骨式・動物慰霊祭・合同慰霊祭・御遺骨返還式を挙行

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 5月1日および2日の2日間にわたり、福井大学松岡キャンパスで、納骨式、動物慰霊祭、合同慰霊祭、ならびに御遺骨返還式が執り行われました。

 1日には、医学教育・研究の発展のために生前から献体登録を行い、その身を捧げられた故人のための納骨式、および教育・研究に供された動物たちの冥福を祈る動物慰霊祭が行われました。

 続く2日には、これまでに解剖を承諾いただいた1,744柱(病理解剖20柱を含む)を悼む合同慰霊祭、および昨年度の実習後に火葬された34柱の御遺骨返還式を挙行。式典には、ご遺族をはじめ、本学医学部の学生、教職員など約300名が参列し、尊い犠牲と献身に対して深い感謝と哀悼の意を捧げました。

 式典の中で、菊田健一郎医学部長は、「実際の人体は解剖学の教科書とは異なり、実習を通じて学生たちは生命の尊厳を深く理解することができる。この貴重な経験を将来の医療に生かし、故人の想いに応えていく」と追悼の言葉を述べました。

 また、昨年度に人体解剖学実習を履修した学生代表の竹内奏心さんは、「実習の当初は戸惑いと重圧を感じ、直視することすらできなかった。しかし、実習を進める中で、お体に刻まれた痕跡から、お一人おひとりに歩んでこられた人生があることを肌で実感した。この尊い学びの機会をいただいたことに故人とご理解くださった遺族に心から感謝したい」と、感謝を述べました。

 閉会後には、福井県内における献体登録の窓口である「福井大学しらゆり会」による「春の集会」が開催されました。参加した会員の方々は、解剖学分野の飯野哲教授や脳形態機能学分野の深澤有吾教授とともに、自らの献体への動機や死後の願いについて語り合いました。また、逝去から献体、御遺骨の返還に至るまでの具体的な流れの確認や見学会が行われ、日頃抱いていた不安を解消する貴重な対話の場となりました。

献体のことや、しらゆり会のことなどを詳しくお知りになりたい方は下記にお問い合わせください。
福井大学しらゆり会 事務局 0776-61-8296(直通)
ホームページ https://fshirayuri.med.u-fukui.ac.jp/
松岡キャンパス運営管理課 0776-61-3111(代表)

納骨式の様子

動物慰霊祭の様子

合同慰霊祭の様子

御遺骨返還式の様子

│ 2026年5月8日 │
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