福井大学国際地域学部は、福井県立武生東高等学校と教育研究交流協定を6月8日に締結しました。
本協定は教育及び学術研究を推進する上で必要とする分野において、講義・授業及び共同研究等の実施とこれに伴う学生・生徒、研究者・教員の交流を行うものです。
締結式では、岡﨑英一国際地域学部長が「本協定を基盤として高大連携の推進、拡大を図っていきたい」と話し、福井県立武生東高等学校の入羽弘之校長は「大学の持つ専門的な知識を理解し、生徒が問題解決に向けた具体的な方策を学び、課題に取り組んでいく学びの深化を期待している」と挨拶しました。また、福井県教育委員会の豊北欽一教育長は「福井大学の学生や教員との密な交流を通じて、進学後の学びへの円滑な接続に繋がっていくことを期待している。地域社会、国際社会で活躍できる人材を育てていただきたい」と祝辞を述べました。
本協定により、令和5年度から同学部の授業「課題探求プロジェクト(PBL=Project Based Learning )※」に同高の2年生が参加し、課題の解決に取り組みます。
※国際地域学部の授業「課題探求プロジェクト」は学生が1年次から県内の企業や自治体に出向き、ヒアリング調査から課題を探り、その解決方法の提案や実行に取り組む実践的な学びの科目です。