福井大学医学部附属病院が「高度被ばく医療支援センター」に指定

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本学医学部附属病院は、令和5年4月1日付けで高度被ばく医療支援センターの指定を受けることが決定しました。現在、高度被ばく医療支援センターに指定されている機関は、弘前大学、福島県立医科大学、広島大学、長崎大学と、基幹センターである量子科学技術研究開発機構の5機関で、本学は6番目の支援センターになります。
3月8日の会見で、大嶋勇成附属病院長が「福井県を含む北陸地域で同院が高度被ばく医療支援センターに指定され、この空白地帯を埋めることができました。今後の原子力災害時の医療への対応、そして原子力災害に対応できる人材を輩出していくためにも、福井県そして全国に高度被ばく医療支援センターの使命を果たすべく、その任務と役割を果たしていきます」と述べました。
平常の時、同センターは、原子力災害医療に対応できる医師や医療従事者の育成、災害拠点病院や協力機関に対して専門的な教育研修等を実施、訓練等において専門的な助言や支援を行います。また、原子力災害時の役割としては、原子力災害拠点病院では対応できない高度専門的な治療や、二次汚染等を起こす可能性が高い被ばくを伴う傷病者の診療を行うとともに、拠点病院に対し専門家の派遣等を行っていきます。

記者発表の模様

│ 2023年3月14日 │
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