福井大学は「大学評価基準に適合しており、内部質保証が優れて機能している」と認定されました

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国・公・私立大学(短期大学を含む。)は、その教育研究水準の向上に資するため、教育研究、組織運営及び施設設備の総合的な状況に関し、7年以内ごとに、文部科学大臣が認証する評価機関(認証評価機関)が実施する評価を受けることが義務付けられています。
【学校教育法第109条】

福井大学は、令和4年度に独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が実施した「大学機関別認証評価」において「大学評価基準を構成する27の基準をすべて満たしている」と認定されました。
特に、3巡目の大学機関別認証評価において「重点評価項目」とされている“内部質保証”については、「内部質保証が優れて機能している」と高い評価を受けています。
なお、直近3年間(令和2~4年度)に受審した国立大学57校のうち、このような高い評価を受けたのは本学のみとなっております。

高い評価を受けた点は、以下のとおりです。
1.内部質保証が優れて機能している点
・教育内部質保証委員会が中心となって、教育改善への学生の参画を部局レベルで推進し、令和2年度末には全学として「学生・教職員協働教育改善小委員会」を設け、プログラム評価委員会及びカリキュラム委員会に学生代表が正式なメンバーとなることを制度化している。さらに、学習成果(ラーニング・アウトカムズ)を明確化することによってルーブリック評価の適切性を担保することなどが実現している。このような制度及び取組は、国際アドバイザーによる定期的な外部評価の中で、国際的にみて先進的な質保証のレベルに達しているという評価を受けている。

2.優れた点
・福井市教育委員会と連携したプログラミング教育において、福井市内の全小学校50校へ学生を派遣するなど、教育実習の事前事後学習として「学校体験学習」を平成30年度から実施しており、令和2年度の学校体験学習参加学生へのアンケートにおいては「教師の役割について多角的に学ぶことができたか」という問いに対する肯定的回答は89%である。(基準6ー3)
・附属義務教育学校内に福井大学・奈良女子大学・岐阜聖徳学園大学連合教職開発研究科の二の宮キャンパスを開設し、同研究科教員の協働研究室及び会議室が設置され、修学環境が向上しているほか、国際教職開発センターと独立行政法人教職員支援機構の地域センターが設置され、地域・国際の教師教育の拠点としての役割を果たしている。(基準6―5)

│ 2023年4月6日 │
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