平成26年度医学部納骨式、御遺骨返還式、動物慰霊祭を執り行いました

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5月17日、「医学部納骨式」と「医学部御遺骨返還式」を執り行いました。これは、より良い医師の育成や医学研究に理解をいただき、「自分の死後、遺体を医学教育や研究のために役立てたい」と崇高な御意志を持って生前に献体登録し、昨年10月から今年2月にかけて、「解剖学実習」に供された方々のために行うものです。山口 明夫医学部長をはじめ医学部教員、医学部学生などが参列。41柱の御遺骨はご遺族に返還されるとともに、本学慰霊碑内の納骨堂に安置されました。

山口医学部長は、「医学教育が多くの人の献身的な御好意によって支えられていることを実感し、人間として、医師として何が大切かを学び取りました。今は亡き方々とご遺族の皆様に深い敬意と感謝の念を捧げ、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と追悼の言葉を述べ、学生代表は、「この解剖学実習で得た知識と経験を活かし、ご期待に応えられるよう勉学に励みます」と決意を新たにしました。

また、医学の発展に欠かせない動物実験に供された動物たちの慰霊祭も行われ、かけがえのない生命に対する哀悼を常に忘れず、得られた貴重な情報を広く社会に成果として還元する責務について再認識しました。

│ 2013年5月22日 │
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