「仕事と介護の両立」とは。男女共同参画推進センターシンポジウムを開催

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本学の男女共同参画推進センターが、「仕事と介護の両立~がんばらない介護~」をテーマに、文京キャンパスのアカデミーホールで12月11日(月)に、シンポジウムを開催し、教職員、自治体や住民の方ら約30名が参加しました。
病院勤務をしながら認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟の3人を21年間介護し、仕事と介護の両立をする、介護者メンタルケア協会代表 理学療法士・メンタルケアコーチ 橋中今日子さんが講演しました。
橋中さんは最初に、認知症は65歳以上の7人に1人がなると言われており、介護が必要になる原因も脳血管疾患を超え今年初めて認知症が1位になったことを指摘。介護の時期を「パニック期」「環境調整期」「安定期」「看取り期」の4つに分け、サービスを活用して一見問題がないように見られる「安定期」にも暴言などの家族間トラブルで介護の疲れがピークになるが、本人が恥ずかしいと思ったり、甘えと感じることで誰にも相談できない現状を、事例をあげて紹介しました。
その上で、仕事と介護の両立のヒントとして、「家族だけで解決しようとせず、地域包括ケア制度の4つの助力(自助・互助・共助・公助)を活用してほしい」と話し、周りの人が介護に直面したときには、「一人で抱え込まないで『相談しよう』『助けを求めよう』と声をかけてください」と助言しました。
続いて、同センターの長谷川美香副センター長をコーディネータに、福井市福祉保健部福祉事務所 地域包括ケア推進課の高島弘和課長と、福井市介護者家族の会の安永松子代表をパネリストに、地域包括支援センターの役割や地域で支え合う介護ケアについてパネルディスカッションが行われました。参加者からは、「介護と学業の両立で学業に支障をきたす場合、学生に対してどのようなアドバイスが必要か」との質問もありました。
最後に、長谷川副センター長が「仕事と介護の両立は、本学にとっても重要なテーマです。方向性や仕組み作りの参考にさせていただきたい」と閉会の挨拶をしました。
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│ 2017年12月11日 │