教育研究成果

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2026年9月15日

ADHD様行動につながるドパミン神経機能低下の一端を解明

本研究成果のポイント ◆ 脳内で行動や意欲の調節に関わる「ドパミンD2受容体(D2R)」(注1)を持つ神経細胞において、NSF(注2)という分子が重要な役割を果たすことを明らかにしました。 ◆ NSFがドパミンD2受容体を持つ神経細胞で働か[...]

2026年9月11日

AIで魚の「バランス喪失」を自動検出 温度への強さを客観的に測る新システムを開発 ~メダカとその近縁種で系統・種による温度耐性の違いを明らかに~

本研究成果のポイント ◆魚が高温・低温にさらされた際に体のバランスを失う瞬間(平衡感覚喪失(LOE: Loss of Equilibrium))を、AI技術を用いて自動的かつ客観的に検出するシステムを開発し、これまで人によって判定がぶれやす[...]

2026年9月7日

ラットはチョコを食べながら「おいしい」と鳴いていた ― 超音波の声からAIが聞き取った食の満足感 ―

本研究成果のポイント ◆ラットはヒトに聞こえない超音波で鳴きます。本研究では、ラットがチョコレートを食べている最中に現れる、特別な鳴き声のパターンを発見しました。 ◆機械学習(AI)を用いて鳴き声を自動分類したところ、「チョコを待っている間[...]

2026年8月28日

血管を「成熟」させる、新しい皮膚創傷治療の戦略 ―血管は「増やす」より「育てる」―

本研究成果のポイント ◆ 生体内にある脂質「リゾホスファチジン酸(LPA)」を皮膚の傷に1日1回塗るだけで、マウスの傷が有意に早く治ることを見出しました。 ◆ LPAは血管を増やすだけでなく、血液が漏れにくい「成熟した血管」へと育て、傷に酸[...]

2026年8月28日

スリーブ状胃切除術が腸管形態とインクレチン産生細胞を 変化させることを3次元解析で解明

概要  肥満症に対するスリーブ状胃切除術は、高い減量効果と血糖改善効果を示すことが知られています。しかし、胃を小さくすることだけでは説明できない代謝改善機序については、十分に解明されていません。  京都大学大学院 医学研究科の和田直樹研究生[...]

2026年8月25日

宇宙で変わる「バランス感覚」の正体を解明 ― 耳の重力センサー「球形嚢」が適応の鍵だった ―

本研究成果のポイント ◆耳の中にある「重力センサー」の機能が、宇宙では選択的に変化することを世界で初めて発見しました。 ◆宇宙飛行士と宇宙マウスをつなぐ解析により、重力環境への適応メカニズムを分子レベルから明らかにしました。 ◆本成果は、将[...]

2026年8月20日

少ないデータ・少ない計算で賢く学ぶ画像認識AIを実現 ――生成AIと基盤モデルを活用した3つの新技術を開発――

本研究成果のポイント  ◆医療現場や製造現場ではAI導入を阻む大きな課題があったが、今回の3つの新技術の開発により、不良品のデータが乏しい製造ラインの自動検品、専門医の手作業といった負担が大きい医療画像診断の支援など、従来では困難だった現場[...]

2026年8月3日

小児の稀ながん「肝未分化胎児性肉腫」の段階的悪性化メカニズムを解明 ―良性腫瘍から悪性化する遺伝子変化を発見 ―

概要  京都大学大学院医学研究科 発達小児科学 滝田順子教授、内原嘉仁同助教、福井大学学術研究院 小児科学分野 梅田雄嗣教授、静岡県立こども病院 血液腫瘍科の田坂佳資医長らが中心となり、認定特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCC[...]

2026年7月30日

尿中分子から神経発達症の新たな表現型を発見 ―ADHD・ASDの多様性を生物学的に理解する手がかりに―

本研究成果のポイント ◆注意欠如多動症や自閉スペクトラム症の子どもを対象に、尿中モノアミン代謝産物(注1)の特徴に基づいて、異なる生物学的表現型を同定しました。 ◆診断名の違いを越えて、尿中モノアミン代謝産物が相対的に高い群と低い群を見出し[...]

2026年6月30日

血管の複雑な形をAIで自動測定する新ツールを開発 ―専門家なみの精度で、大量の顕微鏡画像を高速に解析―

本研究成果のポイント ◆AI(深層学習)と画像処理、グラフ理論を組み合わせて、顕微鏡画像から血管の形を自動で計測するソフトウェア「PAVSAT(パブサット)」を開発した。 ◆PAVSATは曲がった血管や太さの違いまで正確に捉え、専門家の手作[...]

2026年6月29日

尿蛋白の減少が末期腎不全リスク低下と関連することを明らかに

本研究成果のポイント ◆慢性腎臓病(CKD)患者において、2年間で尿蛋白が30%減少することが、末期腎不全(透析・腎移植を要する状態)への進行リスク低下と関連することを、日本人大規模コホートで明らかにした。 ◆尿蛋白の変化は、従来の指標であ[...]

2026年6月29日

口から鼻に抜ける「香り」のリアルタイム分析および数値化に成功

本研究成果のポイント ◆喫食時に鼻に抜ける匂い成分(レトロネーザルアロマ成分)のリアルタイム分析を実施するとともに、香りの放出挙動を表すフィット関数(注1)を提案しました。 ◆サンドイッチを食する実験で、パンの量が少ないと匂い成分の放出は早[...]

2026年6月17日

細胞に「学習能力」があった!同じDNAでも反応がばらつく謎を解明 -過去を記憶し反応を抑制する仕組みを発見-

本研究成果のポイント ◆出芽酵母を用い、外的刺激に対する一細胞ごとのエピジェネティックな遺伝子発現変化を追跡しました。 ◆外的刺激に対する細胞ごとの応答性の違いが、過去の発現変動パターンに依存していることを明らかにしました。 ◆従来考えられ[...]

2026年6月9日

術後再発をきたす「真菌潜在型の好酸球性副鼻腔炎」を新たに発見

本研究成果のポイント ◆好酸球性副鼻腔炎(ECRS)(注1)は真菌感染を伴わない疾患と考えられてきましたが、次世代シーケンサー(注2)を用いた高感度の解析により、ECRS患者の鼻腔内に多様な真菌が常に存在することを初めて明らかにしました。 [...]

2026年6月4日

脂質メディエーターLPAが脳梗塞のダメージを軽減 ―脳の血管の「バリア」を守る新たな仕組みを発見―

本研究成果のポイント ◆マウスの脳梗塞モデルにて、脂質メディエーターであるリゾホスファチジン酸(LPA)(注1)の投与により脳梗塞の体積が減少して脳のむくみ(脳浮腫)も軽減された。 ◆LPAは血管内皮細胞のタイトジャンクション(細胞間の接着[...]

2026年4月27日

アレルギー性鼻炎を血管から治す 新しい仕組みによる治療法の可能性

本研究成果のポイント ◆アレルギー性鼻炎マウスモデルにリゾホスファチジン酸(LPA)(注1)を投与すると、血管透過性(注2)の亢進と血管拡張が同時に抑えられることを発見した ◆LPAが血管内皮細胞(注3)のLPAR4(注4)に作用し、血管の[...]

2026年4月24日

鼻ポリープの悪化を引き起こす新たな免疫細胞のタイプを発見

本研究成果のポイント ◆鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(注1)において、炎症を引き起こす主要な細胞が2型自然リンパ球(ILC2)(注2)であることを突き止めました。 ◆最新の1細胞遺伝子解析技術により、鼻茸内のILC2が活性化状態に応じて4つの異な[...]

2026年4月20日

血液検査で肺の悪化リスクを見分ける :全身性硬化症 (強皮症) の新しい分類法

本研究成果のポイント ◆血液検査により、全身性硬化症患者の肺機能の将来的な変化を見分けられる可能性を示した。 ◆血中のタンパク質の組み合わせから患者を3つのタイプに分類し、それぞれ異なる経過を示すことを明らかにした。 ◆指定難病の厚生労働省[...]

2026年4月14日

子どものこころの発達研究センター 濱谷沙世助教が令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞しました

 子どものこころの発達研究センター 濱谷沙世助教が、令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞しました。  若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満[...]

2026年4月6日

自閉スペクトラム症に関連する銅濃度低下が 白質形成と社会性行動に及ぼす仕組みを解明

本研究成果のポイント ・自閉スペクトラム症者で、血漿銅濃度の低下を認め、症状指標との関連を見いだした。 ・自閉スペクトラム症者で、白質容量の低下を認め、社会性に関わる症状との関連を見いだした。 ・銅欠乏により、オリゴデンドロサイトの成熟と髄[...]

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