尿蛋白の減少が末期腎不全リスク低下と関連することを明らかに

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本研究成果のポイント

◆慢性腎臓病(CKD)患者において、2年間で尿蛋白が30%減少することが、末期腎不全(透析・腎移植を要する状態)への進行リスク低下と関連することを、日本人大規模コホートで明らかにした。
◆尿蛋白の変化は、従来の指標である尿アルブミンの変化と同等の関連を示し、日常診療で簡便・安価に使えるサロゲートマーカーとなり得る。
◆ただしeGFR<15mL/min/1.73 m²の進行例では、尿蛋白の変化と末期腎不全リスクとの関連が弱まる傾向があるため、尿アルブミンの変化を併用することが望ましい。

論文名

Urinary Protein vs Albumin for Assessing Kidney Failure Risk in Chronic Kidney Disease: Findings from the CKD-JAC Study
(慢性腎臓病における腎不全リスク評価のための尿蛋白と尿アルブミンの比較 ― CKD-JAC研究からの知見)

著者

Tadashi Toyama, Takahiro Imaizumi, Takayuki Hamano, Hirotaka Komaba, Naohiko Fujii, Takeshi Hasegawa, Masahiko Ando, Masaomi Nangaku, Kosaku Nitta, Yoshitaka Isaka, Takashi Wada, Shoichi Maruyama, Masafumi Fukagawa

遠山 直志(福井大学学術研究院医学系部門(医学領域)腎臓病態内科学分野教授)
今泉 貴広(名古屋大学大学院医学系研究科講師)
濱野 高行(名古屋市立大学大学院医学研究科教授)
駒場 大峰(東海大学医学部医学科内科学系腎内分泌代謝内科学教授)
藤井 直彦(兵庫県立西宮病院医療安全部長兼診療部腎臓内科部長)
長谷川 毅(昭和医科大学臨床疫学研究所所長・教授)
安藤 昌彦(名古屋大学医学部附属病院病院教授)
南學 正臣(東京大学大学院医学系研究科教授)
新田 孝作(東京女子医科大学 腎臓内科学客員教授)
猪阪 善隆(大阪大学大学院医学系研究科教授)
和田 隆志(金沢大学長)
丸山 彰一(名古屋大学大学院医学系研究科教授)
深川 雅史(東海大学医学部客員教授)

掲載誌

「Nephrology Dialysis Transplantation」(ネフロロジー ダイアライシス トランスプランテーション)

DOI

10.1093/ndt/gfag122
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研究者情報

遠山 直志 教授

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│ 2026年6月29日 │
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