学生サークル「からくり工房I.Sys」は、国内で最も歴史の長いロボット競技といわれるニューテクノロジー振興財団などの主催によるマイクロマウス大会に毎年出場しています。2016年は全国大会の優勝者が2年連続で誕生しました。 この大会では、ロボ[...]
染めるという常識を破る みなさんが着ている衣服の染色技術がさらに進化するとどのようになるでしょうか。これまでの染色は水に溶かした染料に生地をつけて着色し、ポリエステル、綿などの素材に合わせて、洗濯しても色落ちがしにくく、光に強い染料が開発さ[...]
普通の分子がスーパーに 2016年10月5日、スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル化学賞を「世界でもっとも小さいマシンを作った人物に」と発表しました。自動車、洗濯機、電子レンジなど自動制御のマシンはたくさん発明されていますが、ナノスケー[...]
宇宙観測って何を観る? 小学生のころに読んだ「宇宙誕生のナゾ」特集。これが、私の大きな研究テーマになりました。遠い宇宙を観るということは、つまり過去の宇宙を観測することです。現在の標準理論である「ビッグバン宇宙論」では、生まれたばかりの宇宙[...]
材料だって疲れるんです 「刃物を使わずに太さ0.5ミリの針金を切ってください」と頼まれたら、みなさんはどうしますか?おそらく、曲げたり、ねじったりを何度も繰り返すことになるでしょう。すると、針金はグニャグニャにゆがみ、最後には亀裂が入ります[...]
熱転写技術の奥深さにやりがいを感じる 大学院を修了後、金属加工の会社に3年間勤め、その後、ジャパンポリマークに転職し、9年目を迎えました。「熱転写」という技術を使って、ユニフォームや衣服に背番号やロゴを接着する会社です。熱転写とは、通常の[...]
原子炉圧力容器やエネルギーを供給するパイプラインなどの構造物は、運転期間中に判別できないほどの小さな、き裂や欠陥が生じていきます。これが経年劣化というもので、このき裂が成長して伝播すると、破断がおき重大な事故を引き起こす危険性があります。 [...]
私たちの生活に電気エネルギーは不可欠です。最新の家電製品や電気自動車、ハイブリッド車、高速鉄道、送配電システムの中には、「インバータ」や「コンバータ」と呼ばれる電力変換器がたくさん使われています。その電力変換器において、電圧の大きさを変換し[...]
キャンパスイルミネーションを手掛けてきた学生たちが、光や灯りの可能性をもっと自由に表現し、大学だけでなく地域の方々に身近に灯りを感じてもらえるような活動をしようと、照明の明(めい)をとって「mei」と名付けたグループを結成しました。キャンパ[...]
競技用のレーシングカーの総合力を競う「全日本学生フォーミュラカー大会」に、本学の有志チーム「FRC(フォーミュラカー製作プロジェクト)」が出場しています。この大会は、フォーミュラカーの性能やタイムアタックのほかに、マシンのビジネスモデルを発[...]
まちづくりについて研究している建築・都市環境工学科の都市計画系研究室(野嶋慎二教授)の学生らが地元住民と話し合い、企画・提案した、福井県高浜町和田地区の住民主体のイベント「和田de路地祭」は、2009年から毎年実施され、今年で8回目を迎えま[...]
知能システム工学専攻・ヒューマンインタフェース研究室(小越康宏准教授)では、ヒトの活動や表情などの様々な特徴を捉え、機械に反映させるプログラミングを構築しています。特に、障害者や高齢者が自立した社会生活を送る上で、不便さを補うシステムづくり[...]
和歌山県白浜町で開催された「第11回情報機器管理コンテスト」(主催:サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム実行委員会)で、大学院工学研究科博士前期課程情報・メディア工学専攻2年の石橋拓己さん、同専攻1年の多保田耕平さん、沖縄工業高等専門学校、[...]
福島の事故に衝撃「やらなければ」の気持ちに 現在の勤務先となった核燃料サイクル工学研究所での実習 私が石川工業高等専門学校生のころは「原子力ルネッサンス」と謳われ、原子力は、これから社会になくてはならない技術として注目を浴びていました。出身[...]
公益財団法人ふくい産業支援センターが開催した「ソフトウェアコンペティション2015」の一般部門で、工学部知能システム工学科4年の高原渉さんが福井県ソフトウェア大賞を受賞し、ほか4名が入賞。昨年12月12日に国際交流会館で受賞式が行われ、高原[...]
工学部物理工学科3年の青山泰之さんが、福井県立大学、福井工業大学、仁愛大学、仁愛女子短期大学、福井大学の5大学の学生とともに行う「ふくい学生祭」の実行委員長を務めています。 「ふくい学生祭」は、大学生ならではのイベント〝学祭〞で、福井大だけ[...]
映像をもっと楽しむ方法 スマートフォンで動画撮影をしたり、誰かが撮影した動画を投稿サイトで見たりと、映像がとても身近になっています。でも、自分一人で撮影できる範囲は限られていますし、タイミングを逃すことがあるかもしれません。いっそのこと、み[...]
繊維は衣服に使われるだけではなく、新たな機能を付与することで、工業、化学分野でも最先端の技術として進化しています。大学院工学研究科 繊維先端工学専攻 繊維材料科学分野(中根 幸治教授)では、静電紡糸法で作製したナノ繊維の応用開発、高機能性繊[...]
<共同受賞> 大学院工学研究科 博士後期課程 総合創成工学専攻1年 高松 直矢さん、 工学部 材料開発工学科4年 笹井 太一朗さん 東京理科大学総合研究機構キラリティー研究センターが主催する「第14回キラリティーへの化学的アプローチに関する[...]
石けんやアルコールなど私たちの身の回りにある有機化合物は、人類の歴史にわたってさまざまな形で応用され、物質の可能性を広げてきました。さらに、人類は様々な化学反応により、有用な有機化合物(薬や機能性材料)を合成しています。 良く知られている化[...]