米国ラトガーズ大学と本学が学生交換協定を締結しました

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ラトガース大調印式写真4月19、20日の両日、眞弓光文学長の一行が、米国・ニューブランズウィック市(ニュージャージー州)にあるラトガーズ大学を本学学長としては37年振りに訪問し、学生交換協定(an Agreement of Cooperation to Establish a Student Exchange Program)を締結しました。これにより全学部で単位を相互認定できる形での交換留学が可能になりました。本学からは国際地域学部の学生一名が本年秋からこの協定に基づいて同大に留学する予定です。
同大と福井との交流は明治維新前夜に日本から初めて海外大学に留学した一人であった福井藩の日下部太郎に遡ります。日下部は1867年に米国に渡航して同大に入学、クラスの首席になるほどの優秀な成績を収めましたが、卒業を目前に病に倒れて夭折、ラトガーズ大学にとっても伝説の外国人留学生として語り継がれてきています。その上、当時日下部にラテン語を教えるなどの親交があったウィリアム・E・グリフィスが1871年に福井藩に外国人教師として招かれて来日、その後欧米への日本紹介に大きな功績を残しました。この歴史的な縁により、1981年には本学と同大の間で学術交流協定(Agreement for Establishing Scholarly Relations)を締結しました。両大学間では2016年新たに本学国際地域学部を設置したことも受け、翌2017年に学術交流協定(Memorandum of Understanding to Establish a Program of Scholarly Exchange and the Exchange of Students)を結び直し、さらに今般の眞弓学長訪問に当たって学生交換協定を締するに至りました。また、両人の縁から1982年には福井市とニューブランズウィック市が姉妹都市提携、1990年には福井県とニュージャージー州が姉妹友好関係を取り結びました。
調印式では同大バーバラ・リー(Barbara Lee)副学長と眞弓学長他が署名を交わし、眞弓学長は「日下部とグリフィスに始まる両大学・地域間の歴史的な縁が150年の歳月を経て今回の協定締結で更に新たな一歩を記せるのは大変嬉しいことです。今後はさらにさまざまな学術分野での交流の可能性を探りながら、共に教育・研究を行い、また県・州と両市との連携も含めて私たちの歴史的交流を更に深めて行きたい」と述べました。
一行はジェームス・カヒル(James Cahill)ニューブランズウィック市長を表敬訪問したほか、日下部太郎の墓地に参り、冥福を祈るとともに、同大中央図書館にあるグリフィス・コレクションを訪ね、同人が残したこの歴史的な繋がりの原点となる貴重な資料を視察しました。

│ 2018年5月2日 │
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